長年にわたりフォーゲルシュー伯爵家が所有していたスコーグソー城。それを買い取った弁護士ピエテションが殺害された。被害者は幼い頃からこの土地で育ち、貧しい出自にもかかわらず評判の天才児だったらしい。警察の捜査線上に浮かんだのは、代々所有していた領地を売る羽目になった伯爵とその息子と娘。また、被害者は海外に逃亡中の詐欺師とも取引があったらしい。恨みか金か。古城での奇怪な殺人に女性刑事モーリンが挑む。
本国でシリーズ150万部を突破、全世界25カ国で出版 スウェーデンミステリ界を震撼させた警察小説シリーズ第三弾。『秋の城に死す』モンス・カッレントフト[2015年12月]